

法事での服装(女性)は何を着ればいい?法事の種類から身だしなみの基本までご紹介
2025.02.18
法事は故人の冥福を祈るための大切な儀式です。ここでは法事の主催者と参列者の服装や身だしなみ、小物の選び方に関するマナーについて詳しく解説。何年にも渡って行われる法事の意味を理解しながら、その場にふさわしいものを選ぶようにしましょう。
1、法事とは?最近の法事の傾向
2、法事の種類にはどんなものがある?
3、法事における服装のマナー
4、年代別・喪服選びのアドバイス
5、身だしなみの注意点と必要なもの
6、まとめ
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上記でお伝えした、主な法事の種類についてご説明します。
「初七日」……故人が三途の川を無事に渡れることを願って供養する法要。本来は命日から7日後に行うものですが、最近では葬儀当日に「繰り上げ初七日」として行うことが多いようです。
「四十九日」……故人が成仏し、極楽浄土に行けることを祈って供養する法要。「忌明け(きあけ)」とも呼ばれ、それまで「忌中」だった遺族が日常生活に戻る日でもあります。
「一周忌」……亡くなって満1年にあたる命日に行われる法要。一周忌は喪中が終わる節目の日となるため、家族や親族を招いて読経や焼香、墓参りや会食をして故人を供養します。
「三回忌」……故人が亡くなってから満2年目に行う法要。内容は一周忌とほぼ同様ですが、招待する人が少ない場合や家族のみで執り行われることがケースが増えています。
三回忌以降も「七回忌」「十三回忌」、故人が先祖の仲間入りをする「三十三回忌」などがありますが、いつまで行うかは宗派や地域によって違うようです。最近では、核家族化などの時代の流れとともに三回忌以降を省略する家庭が多くなっているようです。
親族以外の参列者を招く場合も家族のみで行う場合も、法事に参列する際の服装は喪服を着用するのがマナーです。
喪服は黒や薄墨色が一般的で、「正喪服」「準喪服」「略式(略喪服)」の3つに分けられており、場面に応じたふさわしい服装を心がけることが大切です。
最近では「平服(へいふく)でお越しください」というケースも増えていますが、カジュアルな普段着ではなく略式(略喪服)で行くのが原則です。
喪服は着る機会が少ないことから、5年や10年に渡って使い続けることも珍しくありません。基本的にはベーシックなものを選んでおけば長く着用できますが、年齢によって体型が変化することも考慮して選ぶことをおすすめします。
最近では慶事・弔事どちらでも使えるブラックフォーマルも多くありますが、できればきちんとした喪服のフォーマル服を1着持っておくといざという時に安心です。ここでは、それぞれの年代にふさわしいおすすめの喪服をご紹介します。
若々しさのあるジャケットタイプがおすすめ。タイトスカートよりもフレアスカートを選べば、裾さばきを気にすることなく立ち座りがラクです。暑い季節はジャケットを脱げば暑さ対策にもなります。
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少し落ち着いた雰囲気のものを選ぶのが良いでしょう。40代に向けて体型が少しずつ変化していく方も多いので、ぴったりとしたデザインよりも、少し余裕のあるものを選んでおくと安心です。
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お通夜やお葬式に参列する機会が増えていく世代ですから、きちんとしたブラックフォーマルを1着は持っておきたいですね。体型が気になる方は、体のラインをカバーするワンピースやパンツタイプの喪服がおすすめ。
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正喪服としても着られるものを準備しておいてはいかがでしょうか。シンプルでスカートの丈がより長く、また襟元の開きがより小さなものを。ご購入の際には、着脱のしやすさもチェックすることをおすすめします。
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遠方やお仕事帰りの法事に参列する場合に「行き帰りは私服で過ごしたい」という方には、畳んで持ち運びできるタイプがおすすめです。シワになりにくいのでアイロンは不要。寒い季節はあったかインナーなどを活用すれば、季節を問わずにお使いいただけます。
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寒い季節は上着やコートを着用しても構いませんが、カジュアルな雰囲気のものではなく、きちんとした印象を与えるコートを着用するのが大人のマナーです。黒やグレーなどの控えめな色のものや光沢のあるボタンなどが付いていないものがあればベストです。会場へ到着したら建物に入る前に脱ぐといいでしょう。
【弔事の場にふさわしくないもの】
色としては、黒が基本です。参列する際、殺生をイメージさせるものは避けるのがマナーです。毛皮や直感的に動物の皮とわかる爬虫類系の皮革(クロコなど)はNG。革製品を身に着ける場合は、ツヤを抑えたものを選ぶのが無難です。また、カジュアルな雰囲気が出てしまうものや光沢のある装飾品などは弔事にふさわしくありません。
【なるべく肌を見せないようにする】
どんな服を選んでも、必要以上に肌を露出させないように気を付けましょう。注意が必要なのはスカート丈。短くてもひざが隠れる程度のものにするといいでしょう。喪服としては、ひざ下からふくらはぎくらいまでの丈が一般的です。また、胸元が大きく開いたデザインも避けるのがマナーです。
黒であれば何でも良いというわけではなく、革製は避け、派手な飾りのないシンプルな布製のパンプスを合わせるのが正式なルールです。長時間立ちっぱなしという場合も考慮して、脚が疲れにくいパンプスを履いていきましょう。
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靴と同様に、革製のものはできる限り避け、布製の黒のバッグを合わせましょう。ブラックフォーマルバッグをお持ちの場合、手荷物でいっぱいになってしまったら、黒いサブバッグを持っていくと安心ですよ。
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弔事の場では、結婚指輪以外はつけないのが一般的とされています。アクセサリーを身に着ける場合は「涙を表す」とされる白or黒のパールのネックレスで。 ただし、「不幸を重ねる」という意味に繋がる2連・3連のネックレスは避けるようにしましょう。
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お葬式では黒の無地ストッキングを履きましょう。お通夜の席であれば、肌色のストッキングもマナー違反にはなりません。冷房対策のひざ下ストッキングや寒さ対策のあったかタイツなどを活用して季節にあわせたものをプラスするといいでしょう。
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弔いの気持ちを伝える金封ふくさやきちんとした印象を与える念珠、大切な念珠を入れるケースなどは、エレガントなデザインのものがあると重宝します。いざという時のために大人の女性のマナーとして用意しておくといいでしょう。
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【メイク】
法事の席では、ナチュラルメイクがいちばんです。アイメイクやチークなども、派手な色は使わず、ベージュ系でシンプルにまとめましょう。 また、ナチュラル=メイクをしないという意味ではありません。ノーメイクは失礼にあたりますのでご注意を。
【ネイル】
クリアタイプやベージュ系の落ち着いたデザインならそのままでも大丈夫ですが、派手なネイルやつけ爪はオフしたほうがいいでしょう。もし落とせないという場合は黒い手袋で隠すという方法がありますが、お焼香や会食時には外すのが作法です。
【髪型】
ショートやボブの人はアレンジなしでOK。ロングヘアの人は焼香の際やおじぎをした時に広がらないよう、まとめ髪にすると良いですよ。ゴムやバレッタなど、ヘアアクセサリーは黒で統一します。ワックスやスプレーなどのスタイリング剤は無香タイプが望ましいです。
「法事」と一言でいっても、様々な種類のものがあることがおわかりいただけましたでしょうか。服装や小物選びでも注意することが多いと思われたかもしれませんが、法事に参列する上で一番大切なことは亡くなった故人を偲ぶ気持ちです。
基本的なマナーさえ守っていれば、そこまで細かく気にすることはありません。迷った時は控えめなデザインのものを選ぶようにしながら、あなたらしい服や小物を身に着けて参列することをおすすめします。
なお、急に喪服が必要になった際にはベルメゾンの「お急ぎ出荷サービス」をご利用いただけます。お届け先1件につき200円(税込)の有料サービスとなりますが、ご注文いただいた商品を最短日数で発送しますのでよろしければご活用ください。
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