

印鑑の種類を解説!それぞれの用途と適した素材とは?
2020.12.23
シチュエーションごとに、適した印鑑の種類とおすすめの素材をご紹介。印鑑って種類がたくさんあって、自分の用途で使うのはどの種類が正しいのか、不安になりますよね。用途に合わせた印鑑の種類と、それぞれの種類でのおすすめの素材についてご紹介します。
印鑑の種類を大きく分けると、「実印」「銀行印」「認印」の3つに分類されます。それぞれ簡単に説明すると、実印は重要な契約、銀行印は金融機関との取引、認印は宅急便の受け取りなどに使われます。
では「実印」「銀行印」「認印」の3つの印鑑が、それぞれどのようなシチュエーションで使われるのか詳しく説明していきます。印鑑が必要なときにどの印鑑を使ったらいいのか迷わないためにも、しっかりと把握しておきましょう。
実印は、個人印・法人印の中では最も大切な印鑑です。
印鑑を「実印」として使うには、まず市区町村役所で「印鑑登録」をしなければなりません。印鑑登録を済ませることで、はじめて実印として使うことができます。
土地や建物を売買するとき、公文書の作成などに使われます。また会社の設立やローンを組むときなどにも利用されます。
銀行印は、口座開設などをしたときに、金融機関で登録した印鑑の事をいいます。
登録内容の変更や預金したお金を引き出すなど、金融機関の出納に使用する重要な印鑑で、金融機関で保険や証券を契約するときにも使用します。
認印は、印鑑登録や金融機関への登録をしていない、日常でよく使う印鑑のことをいいます。
宅急便の受け取りや簡単な契約書、学校の書類などに使用されます。印鑑証明以外の市区町村役場での手続きにも認印を使用します。
「実印」「銀行印」「認印」の3つは、素材や大きさなどが特に決められているわけではありません。ですが、実はそれぞれに適した素材や大きさがあるのをご存知ですか?
ここからは、印鑑の種類に合った素材や大きさ、さらにおすすめの商品を紹介します。
実印は重要な印鑑なので、ほかの印鑑より高級な素材で作るのがおすすめです。 耐久性や捺印性に優れ、見た目の高級感もたまりません。自然素材とは違い湿気に強いので、水洗いができるのも特徴です。保管のしやすさも抜群で一生ものの印鑑に最適です。 おすすめの「シルバーミラーチタン印鑑(実印・銀行印)<印鑑ケース付き>」は、この道30年の職人「佐野顕正(さのけんしょう)」さんによって1本1本丁寧に仕上げられました。鏡面加工をしたスタイリッシュなデザインは、男女問わず人気があります。誕生石を入れられるタイプもあるので、プレゼントとしても最適です。 斧が折れると言われるほど高い耐久性を持つ木材からできています。金のなる木ともいわれており、契約ごとや金銭に関した場面で使うのもおすすめです。 おすすめの「オノオレカンバ印鑑<印鑑ケース付き>」は、非常に硬い素材のため、カップルや夫婦の絆が折れないといった意味で、結婚祝いによく使われる印鑑です。また心が折れないといった意味もあるので、就職や進学祝いとしてプレゼントしてもいいでしょう。
ひと昔前までは象牙がよく使われていましたが、現在は「チタン」や「オノオレカンバ」が人気です。
サイズは男性が15mm、女性は13.5mmが一般的です。■オススメの素材:チタン
■オススメの素材:オノオレカンバ
銀行印は使いやすい「黒水牛」や「柘材」が一般的です。認印よりも少し立派に見える素材を選ぶといいでしょう。 黒水牛は印鑑の素材として、一般的によく使われている素材です。耐久性や捺印性が優れていながら、比較的手頃な価格で手に入るのも魅力です。 おすすめの「黒水牛印鑑<印鑑のみ・印鑑ケースつき>」は、適度な硬さと粘りのある黒水牛の中から、芯の部分にある「芯持ち材」を使用しているので耐久性に優れています。「印鑑のみ」と「印鑑ケースつき」を選べるので、印鑑のみが欲しい方にも便利です。 値段も比較的手頃で丈夫な木材を使っています。表面に塗装されている商品もあるので、デザインにこだわりたい方におすすめです。 おすすめの「プリンセスシルエットの柘材印鑑(銀行印)<印鑑ケース付き>」は、ディズニーのプリンセスがデザインされた印鑑です。美しいシルエットが大人っぽいイメージを出しています。柄は「シンデレラ」「白雪姫」「アリエル」「ベル」「ラプンツェル」があります。
サイズは12mm、または13.5mmが一般的です。■オススメの素材:黒水牛
■オススメの素材:柘材
持ち歩くことが多い認印は、軽くて扱いやすい樹脂製がいいでしょう。デザインもかわいくリーズナブルなものがオススメです。 ディズニーの「デザイン印鑑」は、可愛いキャラクターなので使うのがワクワクします。兄弟姉妹で自分の好きなキャラクターを使えば、家族の中で印鑑の区別がしやすくなります。 印鑑は種類や素材がたくさんあるので、それぞれの役割を把握できていなければ、どれを選んでいいのか不安になってしまいますよね。ですが、印鑑は大切に使えば一生使えるアイテムです。今回紹介した内容を参考にして、あなたの目的にあったステキな印鑑を見つけてみてください。
サイズは10.5mmが一般的です。まとめ