

戌の日のお祝いはいつするの?服装やお参りの際のポイントを解説
2024.3.28
新米ママには初めてのことがいっぱい。妊娠してから「戌(いぬ)の日のお祝い」という風習を知った方も多いのでは?戌の日の安産祈願について、由来や意味、どんな準備が必要かをチェックしてみましょう。
「戌の日」が表す戌(いぬ)とは十二支の11番目、動物の犬のこと。年に干支があるように、実は日にも干支があるのです。カレンダー上では12日に一度、戌の日がめぐってきます。
犬は子だくさんでありながらお産が軽いことから、古来、日本で安産の象徴とされてきました。戌の日のお祝いとは、そんな犬の縁起にあやかって、妊娠5ヶ月目の戌の日に妊婦が腹帯を締める、という広く親しまれてきた風習。「帯祝い」とも呼ばれます。
神社やお寺で安産祈願をする人も多くいます。
地域によって違いがありますが、5ヶ月目にお祝いをする風習が広く知られています。母体が安定期に入り、ママもホッとする頃ですね。
また、戌の日に限らず「子(ね)の日」や「酉(とり)の日」にお祝いする地域もあります。
妊婦帯(腹帯)は、マタニティ期に大切なアイテムのひとつ。必ず使わなくてはならないものではありませんが、大きくなってきたお腹を支えて赤ちゃんを安定させ、ママの大きくなって皮膚が薄くなってきたお腹を保温したり、負担のかかる腰をサポートしてくれます。
戌の日のお祝いで知られる伝統的な岩田帯とは、妊婦帯の一種でいわゆる「さらし」のこと。安産祈願で神社やお寺へ行くと、昔ながらの岩田帯を授与されることも多いです。
現代では伸縮性のある素材を使った腹帯やマタニティガードル、手軽にサポートできるベルト型など、形や機能に様々なタイプがあるので使いやすい妊婦帯を選んでください。
ちなみに、妊婦帯を巻くのは外国ではあまり見られず、日本独自の習わしです。
体に合った妊婦帯(腹帯・マタニティガードル)の選び方はコチラから。
安産祈願を受け付けている神社やお寺は、全国に数多くあります。有名な神社もありますが、どこで祈祷を受けるかは自由。パパやご両親、ご友人となど、誰と行ってもOKですよ。
妊婦自身が必ず参加しなくてはいけないという決まりもありません。体調が思わしくない、忙しいなどお参りにいけない場合、多くの神社やお寺では代理でも受け付けています。中には郵送で安産祈願の腹帯などを授けていただけるところも。
周囲の人と相談しながら、ご自身にあった神社・お寺を探してみてください。
また、何よりも大切なのは母子の健康。ご自身で行く場合「妊娠5ヶ月目の最初の戌の日!」とこだわり過ぎず、体調が安定してから都合の良い日に行くことも検討してくださいね。
神社では初穂料を、お寺ではご祈祷料を納めてお祓いと祈祷を受け、安産祈願のお守りや、お祓いを済ませた腹帯を授与してもらいます。
自分で購入した妊婦帯がある場合、持参すれば有料でお祓いしてもらえるところもあります。対応は神社やお寺によって違いますので、事前に確認しておきましょう。
当日の服装は正装でなくても大丈夫です。無理せず、お腹がラクな服装を心がけましょう。ただ、神聖な儀式だから、あまりにもラフな格好やサンダルは避けた方が◎。
戌の日のお祝いはきっと素敵な思い出になるから、体調が安定している妊婦さんはマタニティフォーマルでドレスアップするのもおすすめですよ。
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