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第16回 入浴効果を高める方法

入浴効果を上げる方法は?お風呂のお湯の温度や時間以外にできる方法をご紹介します。

冷えとり先生のリレーコラム"温活でキレイ生活"はじめましょ! 今回は川嶋 朗先生
第16回入浴効果を高める方法

お風呂は、冷えた体を温めるもっとも簡単な方法。お湯の温度や時間以外に、その入浴効果をあげる方法があります。今回はその方法をご紹介します。

冷えた部分を温めて

体を温めてからの入浴は、体がより温まりやすく保温効果も高まります。特に手足やお腹など、冷えてしまった部分はお風呂に入る前に温めてておくようにしましょう。
手足が冷えてしまっている人は、洗面器などにお湯をはり、手首、くるぶしの上までしっかりとお湯につけて約1分じっくりと温めます。お腹まわりの冷えを感じている人はドライヤーを使いましょう。おなかから10㎝以上離しながらドライヤーでおへそのまわりを1~2分温めましょう。お尻回りも同様に温めるとよいでしょう。また、湯たんぽを使うのもおすすめ。お腹やお尻、太ももをそれぞれ約1分温めましょう。

入浴効果を高める方法

入浴前に体を温めてのぼせを防止

のぼせは、お風呂のお湯と体の表面温度の差が大きすぎることでおこりやすくなります。冷えた部分をあらかじめ温めておくことは、のぼせ防止にも効果的といえます。時間がなくて、先にご紹介した方法が実践できない人は、かけ湯を入念にやるようにしましょう。
脱衣所や洗い場が寒いと体が緊張して交感神経が優位になり、しっかりとリラックスすることができません。入浴前に体だけでなく脱衣所と洗い場も温めておくのがおすすめです。
入浴後は30分以内に就寝を。せっかく温まった体も夜更かしをして体が冷えてしまうと台無しです。体が温かいうちに眠りにつくように習慣づけましょう。

先生のプロフィール

川嶋 朗 (かわしま あきら) 先生

神奈川歯科大学大学院統合医療学講座 特任教授、医師・医学博士。
自然治癒力を重視し、西洋医学と補完代替医療を統合した医療を実践中。日本初の高等教育機関による統合医療教育を開講。『心も体も冷えが万病のもと』(集英社新書)、『毎日の冷えとり漢方』など著書多数。

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