- 2022.06.20
- ベビーファッション
ベビーベッドはいつまで使う?
必要性から選び方まで
詳しくご紹介
ベビーベッドの購入を検討するにあたって、「本当に必要?」「選ぶときのポイントは?」など疑問をお持ちの方へ。この記事では、先輩ママパパ達へのアンケート結果を見ながら、必要性や使用期間、選び方について詳しくご紹介します。
ベビーベッドって本当に必要?
赤ちゃんの快適なスペースを確保するためのベビーベッド。 ですが購入には費用もかかりますし、設置するには場所も取ります。そもそもベビーベッドって本当に必要?と、購入自体を迷っている方もいるでしょう。
ママパパがお布団で寝ていてそのまま添い寝できる場合、また上のお子様やペットがおらず予期せぬ接触の心配がないご家庭などは、ベビーベッドがなくても困ることはなかったり、お好みだったりします。
ただ、一日の大半を寝て過ごす赤ちゃんが安心して過ごせるスペースを確保するには、ベビーベッドがあるととっても便利です。
実際のところ、ベビーベッドを使うご家庭はどのくらいあるのでしょうか。ベルメゾンで働くママパパ達にアンケートを実施したところ、69.8%と、7割近くの家庭がベビーベッドを使用していました。
先輩ママパパに聞きました「ベビーベッドって必要?」
ベビーベッドを使った人、使わなかった人の両方から話を聞きました。その中から一部をご紹介します。
ベビーベッドをつかっていましたか?
(ベルメゾンで働く先輩ママ・パパ53人が回答)
\いらないかも派/
Dさん
場所を取る、期間限定の家具なのに高い、というのがネックになってレンタルで済ませました。使ったものの、授乳のたびに柵を上げ下げするのが面倒だったので、なくても良かったかも……。
Eさん
つかまり立ちできるようになると、柵をよじ登りそうなシーンが何度かありました。
Fさん
子どもによってはベビーベッドを嫌がる子もいるので、使えなかったときはダメージが大きいです。
使った人からは、何より「安心・安全」であることが挙がりました。その他、おむつ替えがラクになった、キャスター付きで場所を移動できて便利だった、といった声も。
一方、デメリットは、やはり「場所をとる」ことと「使用期間が限られている」ことがメインになるようです。この点については、ベビーベッド卒業後にベビーサークルやラックに組み替えられるものを選ぶと長く使えますよ。購入に迷ったら、まずはレンタルしてみるのもありです。
ご家族やご家庭の状況によりますが、小さな命を不慮の事故から守るためにも、ベビーベッドがあると安心です。
ベビーベッドはいつまで使う?
卒業時期をチェック
ベビーベッドの使用期間は、商品ごとに設けられた「使用対象年齢」に準じます。
一般的には最長で2歳ごろまでと設定されていることが多いのですが、お子様の成長や使用目的によっては、ベビーベッドを早めに卒業するご家庭も。
では、他のご家庭ではいつ頃まで使われているのでしょうか。
ベルメゾンで働くママパパを対象としたアンケートでは、ベビーベッドを卒業した時期で一番多かったのが「生後6ヵ月~1歳ごろまで」でした。卒業したきっかけとしては、「子どもが成長してベッドが狭くなった」「添い寝で寝られるようになった」といった声が多く、中には「つかまり立ちをするようになって危険を感じた」という意見も。
ベビーの成長や生活のスタイルに合わせて見極めるご家庭が多いようです。
ベビーベッドを
いつまでつかっていましたか?
(ベルメゾンで働く先輩ママ・パパ36人が回答)
ベビーベッドを卒業後はどこに寝かせる?
ベビーベッドを卒業したら、赤ちゃんはどこに寝かせるのでしょう。 同じくアンケート結果から見てみると、大人と同じベッド、または布団で一緒に添い寝するママパパが大多数でした。次いで多かったのが、子ども用のお布団を用意してあげるというもの。床に敷く布団はベッドと違って転落してしまう心配がなく、安全性の高さから選ばれているようです。
ベビーベッドを卒業後、
お子様をどこで寝かせていましたか?
(ベルメゾンで働く先輩ママ・パパ34人が回答)
ベビーベッドの選び方
赤ちゃんがぐっすりと安心して眠れるように考えられた、赤ちゃん専用のベッド。
赤ちゃんが落ちないように柵などで囲ってあり、お世話しやすいように1面分の柵は下げられるようになっているものがほとんどです。また布団の通気性やホコリなどの衛生面などを考えても、ベッドがおすすめ。最長2歳頃まで使用でき、ベッド下が収納になったり、ベッドとして使用しなくなった後は棚になったりといった機能をプラスしたベッドもあります。
準備時期
通常、生まれてから準備すれば大丈夫と思いがちですが、実際は大物家具を買うような時間もなく、買い物に行くのも大変ですし、何より生まれる前に準備した物がそこかしこにありベッドの置くスペースも見つからないということもあるようです。
そこで、出産前の時期に赤ちゃんのスペースを確保しつつ、ベッド下も収納スペースとしてキープしておくことが大切です。
ベビーベッドの特徴
ベビーベッドの種類って?
ひとえにベビーベッドとは言っても、種類はたくさん。シンプルなものから、スペースを有効活用できるもの、機能がついたものなど、何を優先するかでベビーベッドを選ぶことがおすすめ。
サイズ
ベビーベッドの一般的なサイズとして、「レギュラーサイズ(標準サイズ)」と「コンパクトサイズ(ミニサイズ)」の2種類があります。
レギュラーサイズ(標準サイズ)約120×70cm
ベビーベッドとしてはオーソドックスなサイズ。
そのため、ベッドの種類や、一緒に使うお布団もより多くの種類から選べます。
コンパクトサイズ(ミニサイズ)約90×60cm
レギュラーサイズに比べて一回り小さく、省スペースで設置できる点で人気です。
購入の際は、設置したい場所のサイズに合ったものを選びましょう。また、サイズによっては使用対象年齢が異なる場合があります。どのくらいの期間使いたいかを念頭に入れ、適したサイズを選ぶことも大切です。
高さ
床板の高さの違いで「ハイタイプ」と「ロータイプ」の2種類に分かれます。高さに厳密な決まりがあるわけではありませんが、それぞれにメリットがあります。
ハイタイプ
床板の高さが70cm前後のもの。
オムツ交換などのとき、ママパパが立ったままでもかがんでお世話しやすい高さ。姿勢に負担がかかりにくい点で人気があります。
ロータイプ
床板の高さが50cm前後のもの。
ママパパがベッドで眠る場合、ベッドの高さと同じくらいになるので、赤ちゃんの様子が確認しやすく安心できます。
その他の便利な機能・タイプ
商品によっては、便利な機能が付いているベビーベッドもあります。予定している使い方にあわせて選びましょう。
床板の高さ調節機能
赤ちゃんの成長に応じて、安全な高さに調節して使うことができます。
キャスター付き
日中はリビング、夜は寝室などお部屋間の移動ができます。設置スペースの周りを掃除したいときもスムーズにできます。
収納スペース付き
おむつや着替えなどの赤ちゃん用品を、すぐ取り出せる位置にストックできます。
折りたたみタイプ
コンパクトに折りたたみできるタイプなら、里帰り出産の際など持ち運びが必要なシーンにも便利です。
別の用途にも使えるタイプ
コパーツを組み替えることで、赤ちゃんがベビーベッドを卒業してからも別の用途で使えるベビーベッドがあります。たとえば、床板を外してベビーサークルとして使えるものや、フォルムチェンジで机や棚として使えるものなど。「せっかく買うなら長く使いたい」と考える方は、チェックしてみましょう。POINT。
ベビーベッドに関する疑問解消! Q&A
Q.ベビーベッドはいつまでに用意しておくべき?
出産予定日の1ヵ月前くらいまでに用意を終えておくと安心ですよ。
ベッドの組み立てや、お布団類の水通しといった準備、設置場所の調整などにも意外と時間がかかります。間近になって慌てないよう、余裕をもって準備しておきたいですね。
Q.ベビーベッドを用意するとき、一緒に準備するものは?
大人のベッドを整えるときと同じく、寝具類を準備しましょう。
基本的には、敷布団・敷布団カバー・掛け布団・掛け布団カバー・枕・枕カバーがあればOK。
赤ちゃんは吐き戻しなどで布団カバーが汚れてしまうことも多いので、カバー類の洗い替えや、防水シーツなども準備していると安心です。
ベルメゾンでは便利なセット商品も販売しています。
まとめ。ベビーの専用スペースをつくって快適に
ベビーベッドは単に赤ちゃんが眠る場所というだけでなく、安全なスペースを確保したりお世話がしやすかったりと、ベビーとの新しい生活を快適にしてくれるものです。
最近ではレンタルサービスや、ベビーサークルやキッズテーブルに組み換えて長く使えるものもありますので、それぞれのご家庭の状況に応じたかたちで、ベビーのための専用スペースを検討してあげましょう。
\使って良かった派/
柵がある安心感は大きかったです。ずりばいで動き回り、何でも口に入れてしまう時期も、不慮の事故を防ぐためにベビーベッドに入れていました。
就寝時だけでなく、私がお風呂に入る時などちょっと目の届かないときでも安心できました。
自分の睡眠が妨げられず、ぐっすり休めます。寝相の悪い子だと添い寝しても起こされてしまうので……。
寝具が汚れた場合も、ベビーベッドの分だけ取り替えれば良いので、清潔を保ちやすいです。
赤ちゃんが過ごす定位置を確保できるのは◎。ベッドの下におむつや着替えを置けて、狭い居住スペースでも意外とジャマになりませんでした。
高さのあるベッドだと、床付近にたまりやすいホコリなどから赤ちゃんを守れるのも良かったです。